2014年10月23日木曜日

Agri Innovation Design

小学生のなりたい職業1位を農家にする会社
Agri Innovation Designを見つけました。

ビジョンから引用します。

1983年、日本には646万人の農業者がいました。 
10年後の1993年、日本は記録的な冷夏に見舞われ、主食のお米が買えない「米騒動」がおこり食への不安が広がりました。 
20年後の2003年、相次ぐ食品偽装問題が起き始め、経済成長の裏側で食へのモラル低下が顕在化しはじめました。 
30年後の2013年、安倍政権は「攻めの農業」を掲げる一方で、TPP問題では国内農業が将来への不安に動かされており、 日本の農業そのものの将来への不安が広がっている。
そうした時代を経て、30年間で農業者数は400万人も減少し、239万人となりました。
これが、私が生まれてから今に至る、たった30年の日本の食と農の問題の一部です。
そして、50年後の2033年、農業者数は統計上0名になります。
これは、農業の危機ではありません、日本という国そのものの危機なのです。
日本の50年後の人口推計は確か6,000万人程度と記憶しています。
なので、国内の農家を全て自然栽培に転換して、
全量を国内消費に回せるようにするというのが、
当面の目標と考えています。

都市部の消費者で、
わざわざ積極的に外国産の農産物を買う人は少数です。
なので、TPPは問題にならないと考えます。

マクロ経済的に考えると、
問題は、慣行栽培と農協法でがんじがらめのJA依存では、
種、資材、肥料、農薬の費用として、
最終的に海外の投資家への配当やキャピタルゲインとして
吸い上げられてしまうことにあります。

平均年収590万円をどう思うか
というブログの投稿を見ると
農家の経営に関する状況がわかります。

記事の元になった統計は、
農林水産省の経営形態別経営統計(個別経営)
にあります。

基本的に分布が明示されていない上に、
平均だけで調査結果の概要をまとめているので、
ほとんど役に立ちませんね。

平成24年は年金等の収入と農外所得と農業所得が
1/3ずつで476.2万円ということのようです。

では、トップクラスの農家はというと、
平均年収2,500万円の長野県川上村が有名です。

農家の平均年収といっても
5倍から15倍程度の開きがあることになります。

自然栽培の家族経営の農家で平均年収2,500万円を
実現するための方策を考えていきたいと思います。


0 件のコメント:

コメントを投稿