2014年10月25日土曜日

空と麦と

自然栽培ベーカリー&カフェ 空と麦とを見つけました。

オンラインショップはこちらです。

商品一覧には、11種類のパンと7種類のスイーツがあって、
とても美味しそうです。

空水ビオファーム八ヶ岳が運営しているようです。

運営社概要を引用します。

  • 標高750メートルで育つ農薬も化学肥料も使わずに育てた野菜です。

空水ビオファーム八ヶ岳の農場は、山梨県北杜市高根町の標高750メートルにあります。
南には南アルプス、東南には富士山、北には八ヶ岳が見渡せる絶景の場所に位置しています。

標高の高い場所で育つ野菜は、自らを凍らせないように糖分を沢山含み、甘くなります。
しかも農薬も化学肥料も使わず、健康な土とおいしい空気と水で育った野菜には、灰汁がありません。
だから皮も剥かずに、灰汁もとらずに、野菜が丸ごと調理できるのです。

おいしい野菜を作ろうとするんじゃなく、身体にいい野菜を作ろうとすれば、必ずおいしく育ちます。
味だけを追求すると、甘ければいい、歯ごたえがあればいいという考え方になり、色々な化学肥料や農薬のお世話になってしまうからです。

私たちは考え方を変えました。家族に食べさせたい野菜を作ろうと。だから自然に農薬も化学肥料も使わなくなりました。
そうやって育てた野菜は、甘くておいしいんです。野菜が自然の中で精いっぱい育とうとして、おいしくなってゆくのです。

  • 自然農法との出会い。

「耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫を敵としない…」
自然農法の師とされる川口由一さんの言葉ですが、この言葉を理解するにのは大変時間がかかりました。とにかく美味しいな野菜を作りたいと思ったのは、自分たちがマクロビオティックを始めたひとつの流れの中で、誰が作ったか分からない野菜を信じて食べるより、自分たちで作った野菜を食べたいと思ったのがきっかけです。

最初は無農薬、無化学肥料であればいいだろうと思っていました。しかし畑はそう簡単には作物を実らせてはくれません。たまたまその土に合った野菜を育てればうまくいく事もありますが、肥料食いという野菜はどんなに頑張っても地力の無い畑では育たないのです。

「畑を耕す」これは当たり前のように信じてきた野菜作りの第一歩でした。しかし実はその一歩目が間違っていた事に気づかされたのがこの言葉です。耕してしまえば、地中のバクテリアのバランスも崩れ、折角の地力が失われてゆく。だから肥料が必要になるのだという考え方です。

私たちも、自然農に出会い、猿真似ですが初めてみました。始めてみて分かった事は、人が言うとおりに作っていても成功しないと言う事。研究し、自分なりの工夫をしてゆかなければ、自然農は旨く行きません。


毎日が工夫の生活です。どうしたら育つのか、どうしたら実が沢山なるのか、どうしたらおいしくなるのか。まだまだ駆け出しの私たちですが、この「耕さず、肥料農薬を用いず、草や虫を敵としない…」を実践しながら、自分たちなりの「良い野菜」を育ててみますので、是非味わってみてください。

  • 土作りは落葉や雑草から作った堆肥と、勲炭(もみ殻の炭)で!

勲炭とは、お米のもみ殻を炭にした物で、土壌改良剤になります。 勲炭は土を育てる微生物の住処になるのです。

土の栄養は枯葉を発酵させた自家製堆肥を使用します。堆肥には牛糞や鶏糞は使用しません。牛や鶏が薬品を食べている可能性があるからです。美味しいな野菜を作るには、肥料も土も健康じゃなきゃいけません。
自然農法はその土地固有の工夫が必要なので、
奥が深いですね。

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