2014年11月22日土曜日

日本農業法人協会

公益社団法人 日本農業法人協会を見つけました。
ビジョンから引用します。
<基本理念>
私たち日本農業法人協会は、次に掲げる理念を基に活動します。
【価値観】
自然・生命の摂理を重んじ、農産物の供給責任を果たします。
世界的視野に立ち、農業の牽引者として、経営革新を行い、政策改革に取組みます。
農業の新たな価値を創造し、地域社会の発展と地球環境の保全に貢献します。
【協会目的】
日本農業を生命総合産業に発展させ、すべての人と夢・希望を共有できる職業にします。
農業経営の先駆者として自己革新により自立的農業経営を確立します。
「目標」
世界最高品質の農業経営を実現し、その成果によって社会を幸福にする。
1.社会的使命と責任
2.生命と環境への理解に向けて
3.食農融和の実現
4.農と地域
5.農産物の生産と供給責任
6.競争力強化
7.農地問題
8.技術・サービス・情報
9.投資・金融・税制
10.人材の育成
11.政策活動

ビジョンに対する識者からのご意見 
今回作成された「日本農業法人協会ビジョン」は、今までの農業関係団体・機関から発せられた文書とは異なる、二つの特徴があります。
第1は、当事者の皆さんが、自らの目標を設定し、さらに目標時の未来像を極めて具体的に語った点にあります。「世界最高品質の農業経営を実現し、その成果によって社会を幸福にする」という「攻め」の姿勢の目標設定は、当事者からの発言だけに迫力があります。また、「農業が若者の将来就きたい職業の第1位となる」「社会全体が農地の役割や大切さを共有する」等の未来像は、vision(=こころに描く像)に相応しい内容だと思います。私は、組織や地域の「ビジョン」は、最終的には新しい仲間を集める「募集パンフレット」にもなるべきと考えておりますが、まさにこれから農業に関わりたいと思う若者の心に響く未来像だと思います。
第2の特徴は、具体的な方向性の提起に関しては、一貫して「農業者自らが解決することができる課題」と「関係者では解決が難しい課題」の両者が論じられている点にあります。各項目で「農業者の責任」「農業者が担うべき」などのように、こうした文書ではあまり見られない厳しい調子の前者(農業者自らが解決することができる課題)の記述は、後者の国民的課題・国政的課題の輪郭をくっきりと浮かび上がらせることに成功していると思います。

こうした2つの特徴を持つビジョンをサーチライトとして、会員の皆さんの経営・活動がさらに力強く前進されることを期待しております。(明治大学農学部教授 小田切 徳美)
一般の方へのサービスもあるようで、
農業インターンシップは面白そうです。

    0 件のコメント:

    コメントを投稿