会長挨拶を引用します。
全国農業会議所は、農業委員会等に関する法律に基づき、農 業・農業者の利益を代表する農業団体として、昭和29年に設立 されました。系統組織として、市町村段階に農業委員会、都道府 県段階に都道府県農業会議が設置されております。 発足以来、農業委員会系統組織は、活動の目標を「土地と人」 対策に置いて、農地法の適正な執行にあたるとともに、農地の 有効利用と経営感覚に優れた農業経営者の育成・支援を図る構 造政策の推進に努めてまいりました。 平成21年12月に新たな農地制度となる改正農地法等が施 行されました。長期的な世界の食料不足が懸念される中で、わ が国の食料供給力を維持・向上させるため農地の減少に歯止め をかけ、農地の有効利用を進めていこうというもので、農地転 用規制強化や遊休農地対策、相続農地の農業委員会への届出 など、質量ともに大改正となっており、農業委員会の役割は一層 増大しています。 農地制度の適正・円滑な実施を担う農業委員会系統組織とし て、農業者はもちろん幅広く新たな農地制度の内容を周知する とともに、自らの活動の点検・検証を行いつつ、農業委員会活動 を強化し、新たな農地制度の適正な運用を通して目に見える活 動をしなければならないと考えております。 全国農業会議所をはじめ農業委員会系統組織は、21世紀の 農業・農村の展望を切り拓くため、農業者をはじめ、関係者の 方々のご協力、ご理解を得ながら、積極的に活動を展開してまい りたいと存じます。今後ますますのご指導並びにご支援をお願 いいたします。全国農業会議所の活動の中で、
新規就農相談センターというのがあって、
新たに農業を始めたい人に役立つ情報が載っています。
農業は法律や組織が他の産業とは異なっているようで、
調べれば調べるほどいろんな組織や法律、
ステークホルダーがでてきます。
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